昨夜、ハビーと私が寝る時間になる頃、モカお嬢さまは元気で目がらんらんとしておりバーティーモード。モカお嬢さまが、隣のパリピ姉さんみたいにならないことを祈るばかりでございます。

しばらく、バタバタしていたけれど、静かになった後は１階でお休みになったようでした。これは初めてのことです。

１階に降りてみると、モカお嬢さまはソファの下の隅のほうでお休みになっていたようで、「おはようございます、モカお嬢さま」というと、「おはにゃ💕（声がかすれてたｗ）」と言い、伸びとあくびをかわいく見せつけておりました。

今朝初めて、モカお嬢さまは、私たちの朝のまったり珈琲と朝食の時間に居合わせ、ハビーがたてるエスプレッソマシーンや食器の音を少々気にしながらも、「朝の遊んでサービス」を依頼してきました。これは初のサービスなので、サービス項目に追加させていただきたいと思います。

モカお嬢さまは朝食がお済みになると、今度は「なでなでサービススペシャル版」を要求してきました。一体、何かと思っていたら、私の膝から肩に半分のって、顔を近づけてすりすりするというものでした。

モカお嬢さまのお顔が目の前にきて、私の耳のあたりを鼻ですっと触り、頭をすりつけてくるとは、なんとあざとい技でしょうか。これはキャバ嬢の得意技ではないかと思うほどで、一体、モカお嬢さまは、どこでこんな技を学んできたんでしょうか？

とろけるようなかわいさで、職務中ではありましたが、悶絶死しそうに。執事としては、モカお嬢さまの将来を考えると、少々、空恐ろしい気持ちになりました。

そのあと、初めて、私の机に上がり全てを点検し、椅子の背中にジャンプして登ったり、猫のクリスマスカードツリーを秒速で倒すなどなど、かなりのおてんばぶりを発揮。

今、思い出したのですが、モカお嬢さまのために手作りしたベッドに、お嬢さまは寝るどころか、乗ることさえもしないのはなぜでしょう？

モカお嬢さまがお着きになってから数日、ベッドの下に沢山おいてあるモノの中のひとつ、安いビニールのショッピングカート（12ドル💦）の上を好まれたのはどういうことか。

そして、１階ではソファの後ろの隅でお休みになられて、あまり快適な場所とは思えないのですが。まぁ、これもモカお嬢さまの好みですから、執事があまり口出すことでもないのでしょう。

そのうち、気が向いたら、使ってくれるかも？ぐらいに考えておきます。